フィルムカメラを始めた。
理由は雰囲気というか味というか深みというか見たままじゃない写真が撮れると思ったから。
思えば学生の頃にみんなが眼レフを買い出した時は「高いもの買えばみんな大抵の写真は撮れるんじゃない?」とハナホジしており(ごめんなさいごめんなさい)カメラを買う日が来るとは思わなんだ。
でもある日友達の家に行ったらフィルムカメラをやってる人がいて、日本の田舎でよく見る川とか里山の風景の写真を見せてくれたんだけど緑と水がコテコテに鮮やかで、ノスタルジーで、家に帰ってみたら同居人がフィルムカメラを買っていて、クラシックカーみたいな機械!って雰囲気の黒くてかっこいいボディで、それ見たらすっかり自分も欲しくてたまらなくなった。
同居人が新宿にカメラ屋がいっぱいあるというので連れて行ってもらい、pentax spを買った。
次はその経緯を話したい。