レンズ購入時に、カメラ屋さんで「つけたほうがいいよ」と言われ何となくつけたフィルターだったけど、ふとどんな意味があるのかと思い調べてみた。
大まかには「レンズを保護する」「光や色を調整する」「特殊効果を使う」という目的の違いで種類が分かれるようだ。「レンズを保護するために最低限プロテクターになるものはつけた方がいい」という人と「写りに影響が出るからつけない方がいい、保護はフードでよくないか」という人がいるみたいだけど、フィルムカメラでは、紫外線をカットするUVフィルターは必要なようだ。
UVフィルター
UVフィルターは,読んで字のごとく「紫外線をカットする」フィルターです。なぜ紫外線をカットする必要があるのかといいますと,実は,フイルムカメラの場合,フイルムには紫外線にも感光する(=紫外線の影響を受ける)性質があります。
フィルムが紫外線を感光すると,実際よりももやもやした感じの写真になってしまう(人間の目では紫外線は感じとれない)そうで,特に風景写真なんかでは紫外線というのは嫌われています。そんな紫外線をカットするのがこのフィルターの役割です。
ふむふむ。タクマー買ったときに勧めてもらったフィルターはこれのようだ。
PENTAX 49φ L39(UV) と書いてある。
また、UVフィルターより少し波長の長い光までカットするという“スカイライトフィルター”というフィルターの説明でちょっと気になることが書いてあった。
スカイライトフィルター
こちらは,UVカットフィルターをもっと進化させたようなもので,紫外線だけでなく「青色」も少しだけカットする性質があります。(中略)
青天下でより自然な色合いで写るようにと開発されたのがスカイライトフィルターです。フィルターの色は若干ピンク色(マゼンダ)になっています。
青空の下で撮影する場合はいいのですすが,それ以外の場所,例えば室内で撮影する場合には逆に色合いが狂ってしまいます。より正確な色温度の調整にはゼラチンフィルターを使うのがベターでしょう。
色温度が変わるフィルターもあるのか・・・そういえば最近買ったフレクトゴンについてたフィルターなんだったっけ・・・(レンズとセット売りになってた)
Kenko SKYLIGHT (1B) …
よーく見ると、ちょっとピンク…?
ちなみに、さっきのUVフィルター。ちょっと黄色っぽい。
おや、スカイライトって書いてある!これ撮った写真全部ピンクっぽくなってるのか…??ちゃんとお店のお兄さんに聞いとけばよかった!
他にも調べていると「雲が不自然な色に見える!」「屋内だと色がおかしい」などの意見があったので急いで家電量販店で代わりになるUVフィルターを買ってしまった。
これは無色透明。1,000円なので新品でよしかな?直径が合えばメーカーはどこでもはまる。
…落ち着いて調べたらスカイライトフィルターでもうすーいピンクだから写りに影響ないよ。と言っている人もいる。でも、現像した写真を見たら、ちょっとやっぱりピンクっぽくなってしまっていた。
【スカイライトフィルターのついてたCarl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8 フィルムはKodak ULTRA MAX400】言われてみると赤っぽい。
【OLYMPUS LT zoom 105 フィルムはフジのX-TRA400】アッサリー。これもあ赤っぽいっちゃ赤っぽいけど
【iPhone6s】iPhoneはよく写るなあ。
ちなみにフィルターの説明については、↓のサイトにも結構いろいろ載っていた。
フィルムカメラに現代のフィルターをつけても問題ないのかな?
とりあえず、黄色ならまだしも色が赤っぽくなるのは嫌なので新しいUVフィルターでも撮ってみて様子を見たい。